入社時の頃をふりかえって

子供の頃から建築に興味があり、高校・大学で建築を学ぶ過程で、一番得意と思えるCADを使用して働きたいという思いから入社しました。
働くのも、親元を離れて暮らすのも同時スタートだったため、入社当初は心細さもありましたが、同期とはすぐに親しくなり、上司・先輩方からも暖かく見守られながら指導を受けていくことで、働くことに対する安心感が芽生え、自信を持って取り組めるようになっていきました。

私の仕事

ここ2、3年は、BIM（3次元CADシステム）を利用しての生産設計図の作成を行っています。今はまだ2D作図が主流とされる中、最先端の技術をいち早く習得できる機会に恵まれました。従来の2Dで描くCADソフトと比べると複雑さはありますが、操作に慣れてくると3次元ならではの便利さや面白さがあり、できることが増えていく楽しさがあります。

学生さんへのメッセージ

生産設計業務は建築の仕事としては一見、裏方業務の様に感じるかもしれませんが、設計者のイメージと実際の現場をつなぐ重要なポジションにあり、その両方の声を聞けるからこそ得る事のできる知識が多いにあります。覚えることはたくさんありますが、そのぶん自分の成長を実感できるのが、この仕事の面白さです。
はじめはわからないことばかりで不安に感じるかもしれませんが、どんな人も最初はそこからスタートしました。これを読んで興味を持っていただける方がいましたら嬉しく思います。