新入社員の頃をふりかえって

私はこの会社に入る前に他業種で働いていたこともあり、この業種でもやっていけると思っていましたが、いざ入社してみると、建築用語や図面の読み方など学校で習ったことが活かせず、わからない事だらけで、この仕事を続けていけるか不安でした。
しかし、先輩方の指導もあり、少しずつ建築知識が身につき、現場に出て自分で図面を描いて現場が出来上がっていくうちに仕事が楽しいと感じるようになりました。

私の仕事

今までに病院、工場の現場に携わってきました。現在は工事事務所にて、大学の新築工事に携わっています。私の担当は平面詳細図、躯体図の作図、内部製作図のチェック取り纏めです。まだ、どの作業も経験が浅く分からない事だらけですが、分からないことは一つ一つ調べたり、先輩に聞くようにし、どの人が見ても分かりやすい図面を作成する様に心がけています。また、現場では一番若手ということもあり、他の人のお手伝い等をすることが多いので、ミスのない様に自己チェックを心がけています。

学生さんへのメッセージ

建築系の仕事の種類が沢山ある中でこの施工図の仕事は必要な知識が多く、学ぶことも大変多いですが、その分建物が出来たときの喜びややりがいが感じられる仕事です。
こんな話を聞くと難しそうと思われがちな仕事ですが、現場を重ねていく内に、自然と建築知識も身に付いてきます。
これを読んで、この仕事をしてみたいと思った学生の皆さんと一緒に仕事が出来る日を楽しみにしています。