業務内容

生産設計について

建物の最終形を決定する生産設計作業は、建築生産の根幹をなすものです。その為、生産設計行為は、設計打合せ、関連業種との調整、製作物の図面チェック、職人との打合せなど数多くの総合調整を経て実施されます。高い技術力とマネジメント力を持つ当社技術者は、大手ゼネコンの信頼を得、数多くの有名プロジェクトに参画しております。

生産設計図の必要性

01.工事には色々な設計図が必要

  • 建物のデザインや納まりを示す建築(意匠)図
  • 鉄筋コンクリートや鉄骨など骨組を示す構造図
  • 電気や空調・給排水等を示す設備図
    等 様々な設計図が必要です。

02.作図は専門毎に分業化

一人で設計した時代は終わり、現在は建物が多様・高度化したため専門毎に分業化しております。
例えば 鉄骨図・カーテンウォール図・PC製作図・木工事図等で生産設計図もその一つです。
アメリカでは生産設計図は設計事務所で作成しますが、日本では生産設計会社が作成することでコストダウンを図ります。

03.生産設計図なしには施工不可

建築(意匠)図は完成した姿を示しているのに対し、生産設計図はその完成に至るプロセスの設計図で施工会社はこの図面をみて工事しますので「施工図」とも呼ばれています。工事会社はこの「施工図」なしには施工はできず、とても重要な役割を担います。

04.生産設計には「デザイン+技術+経済」・知恵と知識が必要

「建物に欠陥がない」「工期を守れた」「利益が出た」というのは実は、生産設計による所が大きいです。しかし生産設計には相応の経験と知識が必要であり国内においては専業としている企業はごくわずかです。

05.「建築設計図」と「生産設計図」

下記に一例を載せました。建物を造るには大勢の人の力が必要です。

建築設計図と生産設計図